妊娠36週目に最後のヨーロッパ旅行、ザルツブルグへ。私のわがままを聞いてもらい、思い出の地へ。1999年、初めてヨーロッパへ行った時に、やはりイースターの時に寄った土地。友人(夫のアルバイト時代の上司さんでもあった)と待ち合わせをし、音楽三昧だった3日間。遠い昔のことだけれども、いろいろな細かいことをたまに思い出す。
車で初めて国をまたぐ。
オーストリアに入る前に通行証が必要。きまぐれでなくて、オーストリアに入ると必ずチェックする人がいるので、国境手前の休憩所で手に入れるのを忘れないように。
山が近い!空気も山の空気で、再び興奮。
お腹が空いたね、と途中にあったレストランに立ち寄る。もちろん白アスパラガス!!!ミュンヘンに比べるとお値段がかなり良心的!
ザルツブルグの山をイメージした枕。ホテルもあのときと同じところ。
散策。お腹、重かったなぁ。。。
ひたすら自然に癒される。
次の日、マーケットがでていた。とーーーっってもおいしそうな物が並ぶけれども残念ながら私たちには買えず。それでもきのこなどは持ち帰った。いちごもおいしかった。そうそう、産まれてくる息子のために羊のラグマットを買った。羊の毛に含まれたオイルが肌にいいとか。
この横の祝祭ホールでリハーサルを聴かせてもらう。その後、友人たちの泊まっていたホリデーハウスへ。
その前にマーケットに出ていた鳥屋さんの屋台でこれを。日差しが暑かったけれども、おいしかったっ!
みんなで森の中をお散歩。2人はいのししの親子をみつけたそう。
帰りはKönigsseeをまわって帰ろう、と湖をめざす。
ロープウェイで標高1800mまで行かれるとのことで、めざす。
頂上は近かった。。。と思われたけど、行ってみようかと一歩踏み出したけれども。。。お腹が重くてとてもじゃないけれどもそれ以上は行かれなかった。
沢山楽しませてもらった。お腹の中にいる息子に、もうでてきてよいよ、と声をかけた。
今、久しぶりに写真をみて涙がでてきた。あの空気を、空間を思い出す。ここにはないものを。でも今はあそこになかったものがある。全てが変わった。あまりに変わりすぎて、自分がついてゆけなかったけれども徐々に慣れていきたい。一年で、さまざまなところに連れて行ってくれ、食べさせてくれた夫に大感謝です!