「アーティスト発の、決して閉鎖的にならないメディア」をコンセプトに、3ヶ月に一度リリースされ、毎号キュレーターが変わってゆくアート・ブッ ク「YELLO」の第2刊となる『YELLO 2』。
今回のキュレーションは福岡を中心に活躍するアートレーベル"OILWORKS"アートディレクター、VJ、デザイナーのPOPYOILキュレーターのセレクトによって、登場する作家はもちろん、コンセプトも様々に変化してゆく『YELLO』のVol.2がPOPSHOPでも販売開始！
1冊につき、本来Kleptomaniac, POPYOIL, Jelly Flash, Yohey from mocrock, KILLER BONGの全5種類ある特典ステッカーのうち、いずれか1枚が付属しますが、POPSHOPでは、なんとすべてのステッカーが付属します!!
POPSHOPで販売されるナンバリングは、きり良くNo.100～販売。

『YELLO 2』curated by POPYOIL　 参加アーティスト
SATO
Kleptomaniac
POPYOIL
Jelly Flash
YOSHI47
Yohey from mocrock
KILLER BONG

いきなりですが、僕は今、石巻市という東北で最大の人的被害を出した都市の、そのまたど真ん中の商店街の一室でこの原稿を書いています。
2011年3月11日。
死ぬまで忘れることの出来ない事が起った直後から、何かの見えざるスイッチがONになった気がします。
ひとりの日本人としての生き方、考え方、モノの価値観、人との関わり、家族との関わりまで、あらゆる部分で変化が起こったはずです。
ここ石巻にいると、より日本人たるアイデンティティーと未来を生み出そうとする人々のとてつもないエネルギーが合体し、今までには決してなかった 革命的ダイナミズム感を全身全霊で感じ、自分にとっての生きる喜びと力を生み出させてもらってます。
そんな中、ショウヘイ君からの原稿依頼は、必然的偶然だと思ってます。
黄色い表紙に「YELLO」のタイトル......日本人の心意気前面に出ているアートブックは、まさに自分が日々感じ、行動するときに心に念じている "革命"をアートというフィルターを通し表現している貴重なメディアです。
今号では個人的に最も気になっていた、アーティストのPOPYOILがキュレーターということで、そこもまたこのメディアのセンスの良さを物語ってます。
アーティスト自身がキュレーションするという事は、有象無象の"自称キュレーター"がキュレーションするより、何億倍も信用に値するし、まさに最 も"今"の時代を掴んでいるアーティストでしかチョイスできないキュレーションがあるはず。
我々アートに携わる人間にとって、ネットやTwitterに流れてる世界は所詮、機械の中の世界だし、それだけが全てじゃないことを踏まえ、そこ に流れていない文化をどう摑まえ、どう関わっていくか？それが全てではないでしょうか。全ては現場から生まれています。その現場のど真ん中にいな がら徹底的に実験し、新しいクリエイティブを生み出す、POPYOILのキュレーション、とてもとても気になります。
ここ東北で、人々は激動且つ革命的時間軸で生きています。今、その熱は徐々に日本全国を覆っていく事でしょう。POPYOILとOILWORKS は、南からその風を吹かせています。そして、この「YELLO」もアートというフィールドから革命の風を巻きを起こす存在になることを願います。

飯田 昭雄（Producer / Art Buyer Wieden + Kennedy Tokyo）

「YELLO 2」 curated by POPYOIL
アート・ブック・フォー・エブリワン
販売価格 1,575yen(税込) / edition 200 / 148 x 210
BOOK 42P (black and white) 3ヶ月ごとの定期的なリリースを予定。
*Kleptomaniac, POPYOIL, Jelly Flash, Yohey from mocrock, KILLER BONGによるステッカーつき（通常いずれか一種類封入 / POPSHOPでは全種類封入）
*売上金の一部を東北地方太平洋沖地震の被災者への義援金とさせていただきます。

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