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新しいキャメをげっと

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POP WEB班のミッチェが衝動買いしたキャメラはこれまた未来の代物である。僕も欲しい!
近所の友達の獣医。佐藤さんから数台のキャメラを引き継いだ。この空間は平成ではない。ミッチェのキャメラは未来の代物。佐藤さんの家で数台もある映写機を使ってしかもそこは手術台の上で。遊んだ。先日撮影したフィルムを映写機に突っ込んではそれを見て。それを外して。巻いて。巻けなくて。手動で巻いて。また別の映写機で。こんどは巻けて。映写機のライトは消えてしまったらもう予備は無い。製造もしていない。切ない。ライトがきえてしまったらもう、その映写機は。その役目を終えてしまう。と2人で確認しながら大事に扱いながら。けど巻けなくて。フィルムが映写機の中を流れて行く様はもう感動。しかない。ピタゴラスイッチみたい。8mmのフィルムは今も東京、TOKYOで現像できてそれをDVDにしてくれる素晴らしいサービスがある。映写機を通して壁に映る絵をみておもった。デジタルに変換されてしまった8mmの映像よりも、壁に映る映像の色の鮮度がとても綺麗だってこと。黒の色幅なんだよ。黒の。改めて再確認。けど。けど。こんなにも手間がかかるものなんだってのも確認。フィルムをカットして繋げる道具(スプライサー)は佐藤さんの家に新品のまま保管されていた。(フィルムの編集機も新品。後日登場予定。)引き継いだキャメラを無造作に紙袋に詰めて帰宅の自転車を走らせて思った。僕は何処へ向かっているのだ?!

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PROFILE

WASHIO TOMOYUKI

イラストレーター
イラストレーション、グラフィックデザインの世界で独自の表現方法を模索しながらペンを走らせるも、その実態は行方知らず。
名古屋のスタジオをベースに2007年よりPOPGROUP Recordings全般のグラフィックワークを切り盛りしている。
主な活動にadidas berlin、55DSLでのEXHIBITION、BURTON、ONITSUKA Tiger等で作品を発表した。
http://www.thisworld.jp