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- BLOG | tatsuki » 2010年9月
楽曲がデータで売買される昨今、かたくなにアナログをリリースし続けるド変態二人。Mukatsuku主催のNik Westonご夫婦の新居(素敵!)に72records主催のHuwご夫婦と一緒にお呼ばれ頂いて1日中音楽談義に花を咲かせてきました。YUKI奥様のすんばらしい手料理に舌鼓を打ちながら音楽の話は尽きる事なく息子も半日爆睡状態。子育てで音楽には全く手の着かない数ヶ月でしたがやっぱり同じ畑の同士が集まると気分もすっかりリフレッシュ。たまの息抜きもエエもんですな。
餃子がウマかったっす。
暗闇で話し込むお二人。手にはもちろんレコード。二人とも半端ナイ知識なので話に着いて行けません。
12インチや7インチの新譜たくさんとマーチャンダイズも貰っちゃたぜ。
巷で大人気のこのKILLER FUNKの7インチシリーズもNikの仕業でございます。MUROさん好きにはおすすめです。低音バッチリ、ドラムがズンドコ系です。
先週末は大好きなデザイナー、マルタンマルジェラの20周年を記念したExhibitionにサマセットハウスまで行ってきたっす。
時代の裏をエグるような斬新なアイデアでデビュー以来毎年革新的な作品を発表してきたマルタン先生。
Exhibitionの内容ももりだくさんで素晴らしかったのはモチロンのこと作品の見せ方もいつものアナログ/手作業感全開でポイントは外さずに直球でグッサリ心を射抜かれた感じでございます。美大生時代に買った洋服は何度見ても未だに身震いするほどで、エッセンスが薄くならないのは時代に媚びない彼の仕業だからなんでしょうか。もう本人はメゾンに残ってはいないみたいですがまた再び第一線に戻って来て欲しいズラっ。
95年に初めて彼のミニマムながらにしてパンチのある作品を見て思った事はKRUSHさんやDJ VADIMのプロダクションに通じる空気感を痛烈に感じた事っす。KrushさんのStrictly TurntablizedやVadimのHeadz Ain't Readyなんかを聴いてみると分かってもらえるんじゃないでしょかね。派手な装飾は無いけど強烈な猛毒が山ほど詰まった感じって言えばいいんでしょうか。今思えば95年はワタクシのモチベーションもかなり高かったような気がします。aka オッサンの独り言。
素敵すぎるサマセットハウス。
会場の中では撮影禁止だったのでコレ見てちょうだい。
ほなサイナラ。
いよいよ番長達の登場ですね aka 時代の先を行く男達ね。
世界中の電子音楽家もまじで ビビる de シカシッ! なビデオでございますな。
そこのB-BOYS達も乗り遅れちゃあダメダメYO!
時代が追いついた頃にはもういないNumb & Saidrumとスクラッチャー目線でモノ作りする山本製作所のタッグ。スリル満点でございました。新しい時代の流れを感じたのは僕だけでは無いと思いますー。
若い人にもたくさん見て貰いたいっすな。むはっ!
ごちそうさまでしたー。
©kiyasu
tatsuki*
イギリス生活は今年で26年目です。趣味は歯槽膿漏と戦うコト。歯間ブラシとクロスフェーダーが武器です。毎日愛犬の御主と南ロンドンをウロウロしてます。