日本の首都機能が西へ移動する可能性も視野に入れる。
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昨晩読売のウェブサイトで読んだニュースに山形県が「農畜産物の放射性物質調査に消極姿勢」と言うものがあったので、もう一度確認しようとして探しても出てこない。googleで「山形、野菜、消極的」で検索してリンク先に飛んだらそのニュースはもう消された後だった。
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僕だってブログでアップした後に訂正するのはかっこわるいと思って、いくら書いた後に反省したとしてもなかなか書き直す事は無い。

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問題は一つの県ではなくて日本の問題だと言う事だと思う。

よっちゃん
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イタリアンシェフの考え

AMG

既に始まってる原発再建の為の下準備 一つ二つ三つ

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どちらもそれぞれの立場で作られている。一つは希望。一つは実情。耳に痛い実情に目を塞いでいたのが僕らの歴史。みんなが同じ方向を向かなくちゃ行けないのか?これからもっと狭い価値観の世の中を生きなければ行けないのか?考え方、物の見方は沢山あった方がぜーったい良い。ドイツの例を出すまでもなく、世の中には色んな学ぶべき参考例が山ほどある。それをぶつけて研いで行く作業をする事無しに不謹慎の一言で物事が済んでしまうのは怖いなーと思う。

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田中優氏対談
方法1
方法2
疑念
何が裏にあるのか

大事な事は沢山今まで問われていたのにどこかにうっちゃっちゃって目先の自分の事にかまけていた責任。そんな最悪な決断はするわけないだろうと言う最悪が起こりうる現実。絶対に目を光らせないと何処に連れて行かれるのか分からない不安。12日にドイツであった6万人の反原発デモの「デモ」ってドイツ語でstrassen gehenの直訳は「通りに行く」って言うほど軽い。それで本当に日常的にデモはある。ベルリンで。渋谷で20日にあったデモは1000人。世界各国でデモは広がっている。どうすれば万人規模のデモが日本で起こるんだろう?数万人集まったら絶対影響が出るはず。ふざけんな。絶対目光らせるかんな。

i am very surprised that i am not listening to music at the moment. is it because it blurs my mind? doesn't it reach me? These are the rare tracks i am listening to and fit to me what i feel at the moment.
音楽を聞いていない事に自分で驚いている。音楽でぼかしたくないってことなんだろうか?音楽が響かないってことなんだろうか?これがその中でも唯一の音楽。今の気持ちだと思う。

'KIZUNA' - prayer for Japan - by Valerio Berruti & Ryuichi Sakamoto

'Self Restriction' by K Dub Shine

断った理由が管政権の延命になるから。こんな人が政治家のしかも自民党総裁。
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それよりももっと驚いたのがロイターのオンライン調査。支持者6割。理解不可能。
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よく聞かれる事にドイツ人と日本人は似ているのかって言う質問がある。時間に厳密、勤勉な態度、理由となるのはそれくらいか?僕はいつでもその質問を受けるたびにうーんと唸った後、でもやっぱ全然違うよ。と答えていたと思う。

今回の大惨事で僕にとってその答えは今まで以上により明確な物になった。僕は今回の政府とメディアの対応でそれを学んだと思う。日本のメディアでは「消防放水「命中を確信」 涙の隊長、家族に陳謝」と言う決死の作業を通して人に安心感を与えて沈静化を願うニュース内容だがドイツでは「放水作業しか他に取る道がない最後の手段」と言うニュースがほとんどだ。多分どちらも間違えていないと思う。ただ同じ物事をどの角度から眺めてみるかの違いだ。1%でも危険性があるのだったらその対策をその視点からとらえる方が僕には理解しやすい。僕は今後日本のメディアがとった対応が犯罪として問われる時が来るんじゃないかとさえ思っている。

その僕とはどんな人間なのか?言ってみれば海外へ30代の初めに出る事によってやっと自分を作ったような人間だ。海外に住んだことがある人ならすぐ分かると思うけど、ある程度相手の気持ちを察することができる環境にいない分、日本人としてのアイデンティティーを問われるのは勿論だけど、日々の生活の中で自分の意見、例えば隣に出来たショッピングセンターについてとか、リゾート地に行く事についてとか、それについてどう考えるかという事を表現する事で自分の立場を確保する必要性がある中で生きている。と思う。そこで大事なのはYES but NOじゃなくてYESなのかNOなのかを言い切る事と、言い切る事によって生じる責任に対する行動と態度の一貫性だと思う。

なぜそんな事を求められるのかと言えば、それが無いと一人の人間として認められないからだと思う。子供として扱われて自分の足場がぐらついてしまう。そんな為に僕はいつでもなんの事前情報やサポートとなる事実が無い全く新しい事柄についてでも、出来るだけ自分のその時の考えと立場を正確に表現できるように考えている。勿論その内容でその人の人間性が評価されるから何を言っても構わない訳では全くないけれども。僕は聖人ではないし矛盾に満ちた今の世の中で生きている人間なので整合性が全てにあるかと問われれば全くそんなことはない。それでもこの責任を自信を持って証明しようとしながら生きている。

自分は出来る事をやるだけ、と言うコメントを今多く目にする。なんだかすごく言葉が少なくアブストラクトな美学に感じる。これを一歩進んで考えると考える事を止めてしまう態度がそこには見えてくる気がする。冷静な対応をお願いしたい、と言う政府からの発表も多く目にする。同じくその裏には、考える事を止めてくれと言っているように聞こえる。冷静に考えたらなんでほうれん草や原乳に放射性物質が発見されたのか疑問が生まれる。政府の見解や発表を支持するという意見も多く見る。それは大本営発表に従う国民と言う事なのか?原発に対する海外のメディアはヒステリックで信憑性に欠けるという意見が有る。でもいくら信憑性があるって言う根拠でも今回見た大地震や津波を前にすると一気にふき飛んでしまう気がする。

物事をどの角度から見るかだと感じる。今起こっている事は人間の知恵を越えた所の出来事だと思うので、人知を越えた自然の力の前にどんなデータが揃っても今となっては正確な判断を下す事は人間には誰も出来ないと思う。色んな人たちが色んな角度から色々な事を言っている。ここで問われるのは自分の気持ちにどれだけ耳を傾ける事が出来るかだと思う。気持ちがなんと伝えるのか、周りの人間達で話をしてそれをどう考えるのか。勿論、原発が今後沈静化に向かって進むことを切に望んでいる。同時にこれから復興をして行く日本に僕は僕なりに貢献したいと強く思っている。

ただ一つ言える事は今後どんな形で復興するにしてももう僕はウォッシュレットを使ったり、過剰な包装のお菓子をプレゼントしたり、24時間営業のコンビニを利用したり、ちょっとした生活の便利の為に存在したあらゆる過剰なものが、その存在理由を再度問われる事無しに、さも何事も無かったかのように日本の生活に復活して行く姿が日本のこれからの姿なんだとしたらそれはおかしいんじゃないかと思う。それが石原都知事が言った我欲を洗い直すと言う事だと思うし、それら我欲の先が、緩やかな賛成No but Yesと言う形で存在してきた恐ろしい原子力発電だと思うから。

もしこの復興後の日本を見る時に、以前と変わらない生活をベースとした復興の仕方を進めて行く事になったとしたら日本は世界からあきらめと失望の目で、今まで僕ら日本人が尊敬されるべき国民として培った歴史と努力を全て消し去って、「残念だった国民」として長い間認識されるんじゃないかとすごく心配している。そんな国民にはなりたくない。いつまでも「日本から来ました」と答えるとある意味、羨望と尊敬のまなざしで見られる国民の一人でいたい。それは今後の復興の仕方だと思うし、個人レベルで考えて小さな自分の身の振りようにかかってくると思う。自分でブログに書き込んだ3月11日のパリのポストを見て311前の自分と311後の自分の視点の違いに驚く。

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DIE ZEIT MARCH 17 2011 'Keine Lügen mehr! - NO MORE LIE'
DIE ZEIT (ドイツ全国紙の一面)3月17日「Keine Lügen mehr! ノー モア 嘘」

we had a get together dinner last night at home. we invited Japanese friends who lives in Berlin to share our status and encourage ourselves. Most of us were from eastern part of Japan. Our families and friends were fortunately all fine. One of my German friend came without knowing we were having this dinner. He started to cry so deep when he came in and saw us in our living room that made us also cry. We are away from our country that is a big struggle within us. Some were attending anti-atomic plant demonstration, some were on street to ask for donation, some were feeling powerless to their families and friends who don't want to head to west. We are feeling Japanese media is very subjective. But we all bow our heads to the fighters at Fukushima atomic plant. We all share our heart.

今の状況と気持ちをシェアしてお互いを励まし合う為に昨日は日本人の友達を家に招待して食事会を開いた。みんなの家族のほとんどが関東近県だった。みんなの家族も友達も無事だった。食事会の事を知らずにドイツ人の友達がやってきた。彼はリビングルームにいる僕らを見るなり泣き崩れた。それは僕らにもうつった。外国にいる事はもどかしい。ある人は原発反対デモに参加してた。ある人は通りに出て募金を募った。ある人は距離を置いて西へ移動しない家族や友達に無力感を感じていた。みんなが日本のメディアは主観的だと感じていた。福島原発で働いている人たちへ祈りの思いが届きますように。みんなで考えている。

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Yesterday, Japanese Embassy on Hiroshima street in Berlin. Photo Akiako
昨日、ベルリン広島通りの日本大使館前。写真Akiko

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PROFILE

Yoske Nishiumi

1967 Born in Tokyo.
1991 Graduated Meiji Gakuin University.
'91-'99 Worked at U.S. based product supply company in Tokyo.
2000 Left Japan for a backpack travel in 2000.
2000 Started to live in Berlin.
2002 2002 Conceived, organised and promoted Koi Klub event in Berlin which went on to take place internationally at venues: Club 11, Amsterdam (2006) and Trump Room Tokyo (2006).
2003 Started to work with Asics and Onitsuka Tiger releasing several exclusive sneakers.
2008 Attended Design Week DMY in Berlin in 2008 and “Berlin im licht” exhibition at MÄRKISCHES MUSEUM in 2008.
2009 Opened a temporary shop “Kiosk by Koi Klub” in Berlin
2010 Opened temporary shop “Spätkauf by Koi Klub” in Berlin.
Koi Klub was featured in magazines such as THEME (US), ICON (UK), DAZED AND CONFUSED (UK), CODE (NL), TOKION (JP), S2WTD (DE) and DESIGNBOOM:COM.

西海洋介

1967年 東京生まれ
1991年 明治学院大学卒業
91-99年 米国剃毛/洗口液製品企業勤務
2000年 低予算国外自由旅行開始
2000年 ベルリン生活開始
2002年 KOI KLUBイベントをベルリンで開始、後KOI KLUBをアムステルダム(CLUB11/2006), 東京(TRUMP ROOM/2006)で実施。
2003年 ASICS Europe B.V.と多様なプロジェクトを開始、KOIモデルスニーカーを数種類発売。
2008年 ベルリンデザインウィークDMYに参加, “Berlin im licht” 展(マルキシェズ美術館)に参加。
2009年 期間限定ショップ"KIOSK by KOI KLUB"実施。
2010年 期間限定ショップ“Spätkauf by KOI KLUB”実施。
掲載誌: THEME (US), ICON (UK), DAZED AND CONFUSED (UK), CODE (NL), TOKION (JP), S2WTD (DE)

COMMENT

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