一番勇気がいる事は夢の生き方を生きる事。

これは一昨日アレックス近辺で見つけた大衆新聞BILDの広告ポスターを模倣したグラフィティーもしくはストリートアート。BILD紙自体とはまったく関係ないゲリラアクションだと思う。突き詰めて考えると模倣もポスターを貼る事自体も違法行為だけどそれは街中には沢山あって、中には考えさせられる物も沢山ある。

このポスターは説明が必要。BILD紙は一面に女性ヌードが載っているような低俗紙。で、その低俗紙をタバコ屋の前でポスターとして広告しようとすると一般大衆が最も好むようなスキャンダルや事件が最も大きく並列して扱われる。と言う事をなぞる事によって世の中に対して疑問を投げかけているんだと思う。どんな疑問を投げかけているのかはそれぞれが独自に考えてくれって事だろう。このポスターは特に多くの？を僕らに投げかけている。

タイトルが「クヌート特集」。大きく扱われているのが「クヌートの死は動物園長の責任か？」。その下に書かれているのが「日本の惨事。まだ緑茶は飲めるのか？」（このポスターが作られたのが静岡県知事のばか発言前かどうかは不明。でも多分前だと思う）

左側、タイトルが「ビルド特別号」。大きく扱われているのが「かわいそうなクヌート」。その下に書かれているのが「日本人の自業自得なのか？」
右側、タイトルが「シロクマの死」。大きく扱われているのが「クヌート、剥製になるのか？」。その下に書かれているのが「日本人はなぜ泣かないのか？」

これはもっと分かりやすい。テレビの画面に書かれたメッセージは「I OWN YOUー私があなたを所有している」その下に書かれているのが「テレビを消せ」。

チェルノブイリ原発事故のその後を追い、０３年に米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「チェルノブイリ・ハート」（マリアン・デレオ監督、ウクライナ、米国合作）。8月から日本で放映予定。怖いけど見ないといけない。これが僕らが迎える現実だ。だから逃げなくちゃ行けない。政府のことを信用してられない。

「ベラルーシ（Gomelというチェルノブイリから80km程の町）では生まれてくる子供のたったの15〜20%がだけが、『健康』な赤ちゃんである・・辛い映像がたくさんあります。体調の良い時にご覧下さい」